From Here to Norway

ノルウェーに留学していた大学生のブログです。感想・意見などお気軽にお寄せください。

Freemover制度でのノルウェー留学について

さて、ここから数回は留学制度に関する記事を投稿したいと思います。今回は出願について。

 

ノルウェー留学の最大の魅力は何と言っても学費がタダということはないでしょうか(2017年9月現在での情報であり、今後制度が変更される場合も考えられます。ご了承ください)。国籍にかかわらず公立大学はすべて無償なのです(私立は有償です、結構高いです)。

僕が利用したのはFreemoverという制度で、これは日本の大学と提携を結んでいなくても出願する事が出来るというものです。大学によって多少規程が異なるかと思いますので、詳細は各大学のウェブサイトをご覧ください。

 

基本的に授業はノルウェー語または英語で行われ、前者に関しては出願の際にノルウェー語の能力証明を提出する必要があります。後者であれば英語の能力証明(TOEFL iBTなど)のみで大丈夫です。また半年~1年の留学ではなく学位が授与されるフルセメスター(3年)での正式な入学を希望する場合は、まずはじめにノルウェー語学習コースを受講し(1年)、その後3年間ノルウェー語で授業を受ける、といったことも出来るようです。

 

肝心の必要とされる英語能力ですが、これも大学によって大きく異なります。僕の出願したVolda University College(Volda大学)はTOEFL iBTで60以上と記載されてますが、おそらくノルウェーで元も有名な大学であろうUniversity of Osloは最低108必要です。

ちなみに一般的に受験した機関外では効力がないとされるTOEFL ITPですが、有効な場合があります。事実Volda大学はそうでした。僕は出願の為だけにiBTを受験したのですが、あとから同じ留学生に聞いたところ「え?私ITPで大丈夫だったよ?」と、、、

ただ繰り返しますが、基本的にTOEFL ITPは有効な英語能力証明としてみなされません。Volda大学はレアなケースなのかもしれません。なので出願前に一度大学に問い合わせてみるのがいいかと思います。メールはなかなか返事をよこさないので電話がおすすめです。

 

出願は僕の場合メールにファイルを添付して送りました。5月15日が締め切りで、留学許可が下りたのが5月末だったかと思います。しかしながら彼ら、よくも悪くものんびりしています。僕は諸事情で前述のTOEFLのスコアレポートを提出したのが5月21日頃だったのですが、特に問題なく普通に留学許可証が送られてきました(日本だったら締め切り日時を過ぎると一切受けとってくれませんよね...いやむしろそれが普通だと思うのですが)。なので出願に関してあまり焦る必要はありません。無論早く行動するに越したことはないのですが。

 

次回は滞在許可申請について解説したいと思います。わかる範囲であれば積極的に答えていきたいと思いますので、ぜひお気軽にコメントをお寄せください。